興味深い話を見つけました。(JRの車内誌・北見の『ハッカ』に関する文章の中より)
33歳で暗殺された龍馬が死の数日前に書いた手紙の複写があり【蝦夷地へ渡る船の手配が上手くいかず残念だ...】と書かれていたのだそうです。歴史に『もし』はありませんが、船が手配できていれば暗殺されなかったでしょうに...。
その後、その遺志をついでか、龍馬の甥である坂本直寛が民主的な農村を築こうと、土佐から600名も率いて北海道に入植してきたのだそうです。
この直寛が今日の主人公『坂本直行』の祖父に当たる方です。
直行は自ら望んで札幌から広尾町に入植し、開墾に30年もたずさわり『毎日が生きるか死ぬかの連続だった』という厳しい生活を強いられます。
そんな状況のなか、絵を描いていたのですね。
ある日彼を訪ねてきた彫刻家が『こんな素晴らしい絵を埋もれされておくのはもったいない。個展を開きなさい』と勧め、その言葉がきっかけとなって51歳の画家が誕生したのです。
『幸福とは自らの創造によって与えられる...』