≪2冊の本から見えてきたココの人生≫
ガブリエル・ココ・シャネル
『生い立ち』
1883年8月19日 田舎の質素な家庭に生まれます。
幼くして母を失くして、父に孤児院に連れて行かれ、
姉とともにそこで暮らす事となります。
孤児院時代は夏休みに叔母の家に行くのが唯一の楽しみでした。
なぜなら、『帽子作り』を教えてもらえるからです。
叔母が趣味で帽子を作る人だったのです。
このことが、後の『ココ・シャネルの世界を開く扉の鍵』となったのでした。
姉が18歳になって孤児院を出ると同時にガブリエルもそこを出て、
お針子として叔母アドリエンヌと一緒に働き始めます。
この叔母アドリエンヌとは父の年の離れた妹で、
ガブリエルとはよき友のような関係です。
〔映画ではガブリエルの姉となっていましたね。〕
ガブリエルはこの時期に
『世界を開く鍵を回してくれる重要な人物=エティエンヌ・バルサン』
に出会ったのです。
彼こそが、ガブリエルを夢のような上流社会へ連れ出してくれた人物なのです。
しかし、暫く上流社会のなかに居ると、ココ(=ガブリエルの愛称)には物足りなく感じるようになって...
『最初は歌手で、次は帽子屋か!君はどうしておとなしくしていられないんだ!』
...とバルサン言われてしまうほど、じっとしていられなくなります。
そう、彼女はいつも何かに挑戦したくてたまらない人なのです。
ココは、ついに華やかな働かなくともよい生活を捨ててしまいます。
新しい恋人アーサー・カペル(愛称は、ボーイ)の見つけてきた
パリのカンボン通り21番地で帽子屋を始め、順調に進んでいきます。
話は変わりますが、その頃女性はまだ【コルセットの時代】でした。
カペルの発案で、そこならばコルセットをはずしたココのシンプルな服も受け入れられるのでは・・・と【バカンス地】に行きます。
その予想は当たって、圧倒的な成功を手に入れます。
時代は、戦争へと移っていきます。
次回は『第一次世界大戦中のココ』と『その後のココ』です。
参考文献:『シャネル』藤本ひとみ 講談社文庫
:『シャネル』最強のブランドの秘密 山田登世子 朝日新書